市民がつくる政策調査会
『季刊アドボカシー』No.5を発行しました

特集:生活保障と自立支援政策

─経済的困窮・社会的排除のない社会へ

 

アドボカシーNo5書影近年、生活保護受給者、利用者へのバッシングなど、偏見をあおる言動が高まるなかで、受給申請を思いとどまる人も少なくありません。日本は、受給する条件・資格があるにもかかわらず保護を受けていない人の割合が極めて高い国です。本来、私たちが社会の中で生活し生きていくことを基本的な権利として保障する生活保護制度は、セーフティネットとしての社会保障の根幹をなす制度であるはずです。今号は、経済的困窮・社会的排除のない社会に向けて、生活保護制度への理解を高め、活用しやすくするためにどのような取り組みが必要か、2015年に施行された生活困窮者自立支援法などとの関連も含めて考えます。

 

 

もくじ

生活保護バッシングに抗して活用策を考える
―ソーシャル・ジャスティス基金アドボカシーカフェから
生活困窮者支援等に関する国連・EU・諸外国の動向
─貧困・社会的排除対策、公的扶助制度を概観する
生活保護・生活困窮者支援制度の活用
─自治体・地域での取組みから
中野区職員古林明郎さんインタビュー
「生活困窮者支援制度」と各種制度との関係
─国内法制度の動向など
当事者支援・自治体の動向
─生活困窮者自立支援事業等への共同調査、実施状況調査から
Advocacy Column◉生活保障と憲法
認定NPO法人まちぽっと活動ニュース
市民がつくる政策調査会活動ニュース

A4判:32ページ

 

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